どうも 大阪 M・T(若い方)です。
今日は情報処理安全確保支援士についてです。
昨秋受験した情報セキュリティスペシャリスト試験に合格したのですが
情報セキュリティスペシャリスト資格保有者は2年間の移行期間限定ですが
登録制国家資格の情報処理安全確保支援士の登録資格が与えられます。
制度はもう移行したので今後、情報セキュリティスペシャリスト試験はもうありません。
登録すると定期的な講習が義務付けられるのですが、
その受講料がとにかく高額なんです!!
1年目:オンライン講習 ¥20,000
2年目:オンライン講習 ¥20,000
3年目:オンライン講習 ¥20,000
3年目:集合講習 ¥80,000
3年で¥140,000
これを保有する限り受講し続ける必要があり、受講しない場合
登録取り消し…うーむ、個人で負担無理!
ゆくゆくは国のIT案件の入札条件に「資格保有者が○人いること」みたいな
条件をつけることも検討されてるようですが、
情報処理安全確保支援士の所管省庁である経済産業省の力が弱いため
はたしてほんとに実現するのか不透明とも言われております。
入札条件を厳しくして入札不調に終わっては元も子もないですからね。
せっかくのIT分野初の士業なんで登録したい気もするのですが
いまのところ医師や弁護士、司法書士のように資格を保有していないと
従事できない業務は無く普及すら危ぶまれているのが現状です。
また、資格保有者が情報漏えい事故を起こした場合、刑事責任が発生するのも
結構ネックです。故意でなくとも逮捕されるってことです。
あと、この資格には通称がありまして、それが「登録セキスペ」
らしいのです。うーん「登録セキ(ュリティ)スペ(シャリスト)」ですか…
みなさんどう思います?おかしくないですか?
まあそもそも「情報処理安全確保支援士」もかなりおかしいですけど。
いろいろおかしい制度ですがそのうち内容が充実することを
切に願って終わりにしたいと思います。
それではまた。