こんにちは。
大阪のI.Sです。お久しぶりです。
先日、駅を歩いていると、海外の方が
「あれは一体何?!なんのため?」
と、大層にぎやかにしながら歩いていました。
何か珍しいものがあったのかなぁときょろきょろしてみると、
どうも新装オープンした店舗の前の開店花に驚いていたようでした。
以前旧正月明けの台湾に旅行に行った際に
開店花なんて目ではないような極彩色のスタンド花を見たことがあるので
(そのときの台北はブーゲンビリアが咲き乱れて色彩の暴力でした)
東アジアではああいった花を飾ることはあるのかなぁと思います。
が、そのとき目にしたのは欧米の方だったので、
思いもかけずに面白いものを見た、というような感じだったのでしょうか。
私が驚いたのは、そんなことよりも……。
『祝い花が早くになくなると、店が繁盛する』
というのは、確かに耳にしたことがあって、テレビなんかでもたまに検証したりしています。
が。
祝い花が出たな~と思って、15分ほどで用事を済ませて同じ場所に戻ったとき、
もう祝い花は葉っぱしか残っていない。
しかも立派な百合の葉なんかはおそらく花と一緒に抜かれている。
そしてよく見ると、その辺のおばちゃんたちはみんな花を持っている。
……新聞紙どこで調達したんですか?
開店花を持ち帰る文化は主に名古屋の文化だそうですが、
同じ西日本にいて、実際にその光景を目にするのが初めてだったので、
まさにド肝を抜かれました。
15分で花がなくなったのはおそらく最速レベルの早業だと思われるので、
あのお店は末長く繁盛するのだろうなと思います。